よくある質問

  システムを設置した場合、屋根裏の気温が夏は涼しく冬は暖かいと言うのは本当ですか?

屋根置き型の場合は、実質2重屋根になり遮蔽効果により夏季の室内温度の上昇を抑え夏は涼しく、冬は放射冷却による室内温度低下を抑制し暖 かくなります。よって冷暖房費の削減につながります。 建物本体の外にパネルを設置しますので外断熱の一種といえます。


  屋根の種類によって気をつけることは?

屋根の形状と屋根の種類によって工法が変わります。太陽光発電に最も適しているのは南向きの切妻か片流れの屋根です。寄席棟は三角あるい は台形パネルを使用すると出力が多く取れるだけでなく見た目にもきれいに仕上がります。陸屋根は架台の基部を建物に直結したアンカー固定が必 要でその上に架台を設置しなければなりません。設置費用が屋根設置に比べて割高になります。  瓦屋根以外は、屋根の塗装塗り替え終了の時点で太陽光発電システムを設置する段取りをとっておくのが賢明です。


  太陽光発電システムを導入してよかったことはなんですか?

太陽光発電設置者がやってよかったと思うものの中で最も多いのは節電・省エネルギーのライフスタイルになったという感想です。さらに家族 を巻き込んで環境意識が高まり家中の使わない電気を消して歩くなどのエピソードがいくつも報告されいます。  太陽光発電がCO2削減に大きく貢献していることに満足感を覚え、人に先んじてやったことはその満足感をさらに増すものになっています。話題 の種にもなり多くの新しい仲間に会え、さらに自分で電気を作りだし、小なりといえ発電所長になれ、その発電データを取ることで自然の移り変わ りを肌で感じたり、日々のけじめにもなっていると太陽光発電の効用を言う人たちが多くいます。  さらに実利としてもささやかとはいえ売電収入があり、月々の電気代が減少し、特に年金生活者には貴重な先行投資の収入となっています。思い がけない効用として屋根に設置することで夏季の灼熱をさえぎり屋根の劣化を防ぐだけでなく、部屋の温度が下がり涼しくなって満足している人も 少なくありません。



  標準的な太陽光発電システムの発電量で、どれだけの電気をまかなうことができますか?

発電量は、設置条件(太陽電池モジュールの設置方位、傾斜角度、周辺状況、影の有無など)や気象条件によって変化しますが、1kW当たり約 1000kWh/年 の発電量を得ることができます。 一般家庭向けの標準的な3kWシステムで換算すると、約3000kWh/年の発電量となります。  電力使用量は、家族構成や所得、ライフスタイルなど によりますが、一般の標準世帯(夫婦、子供の4人の世帯)では、電力使用量が月平均280kWhとされており、年間3360kWhとなります。従って、 3000/3360 = 89.2% 約90%の電気を賄うことが出来ます。ということは3.5kW程度のシステムだと自己消費分を太陽光発電で100%賄うことができる ことになります。



  どんな屋根にも設置できますか?

どんな屋根にも設置は出来ますが強度的に不安のある築年数の古いもの、屋根面積の小さいものには、希望のシステムが設置できないことがあ ります。また、豪雪地帯や海岸から距離の近い場所では、設置が出来ても塩害問題などで保証がされない場合があります。



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